のりしろは、茅野市の起業支援事業から生まれた“起業の種”のメディアです。 なぜ、ただの空室情報ではなく、活用イメージを添えて届けるのか。 茅野駅前で店をつくってきた運営メンバーの原体験から、お話しします。
私たちはこれまで、茅野駅前で古着屋、ホテル、カフェをつくってきました。 でも正直に言うと、どの物件も最初に見たときは、荷物の眠る物置や、がらんとした空き部屋。 その空間を見ただけだったら、ひとつも始めていなかったと思います。
変わったのは、デザイナーや大工さんが「ここをこう施工したら、カッコよくなる」とパース(完成イメージ)を描いてくれたとき。 その場所の“あと”の姿が初めて見えて、「ここでやってみよう」と思えた。 一歩を踏み出させてくれたのは、物件そのものではなく、「この場所が、こうなる」というイメージでした。
※ 実際に手がけてきた改装です。最初は、どれもただの“空き空間”でした。
まちで店を営む人、事業を経営している人に聞くと、始めたきっかけは驚くほど「たまたま」が多いんです。
一方で、「やりたいこと」から考え始めると、うまくいかないことも多い。 需要がなかったり、そもそも合うテナントが見つからなかったり、 考え抜いたアイデアが再現性のない、実現しようのないものだったり。 思いが強い人ほど、この壁にぶつかります。
つまり、まちで起業しようと思ったとき、そこには見えない選択肢と、見えない枠がある。 チャンスは確かにまちの中にあるのに、家業やご縁のある一部の人にしか届いていなかったんです。
家業を継ぐ。知り合いに教えてもらう。たまたまテナントに出会う。 これまで偶然に頼っていたきっかけは、よく見ればぜんぶ、まちの中にすでにあった“起業の種”でした。
のりしろは、その種を集めて、可視化して、活用イメージまで添えて届けるメディアです。 空きテナント、後継者を探す店、間借りできる場所、地域に眠る事業アイデア。 「何かやりたい」という思いのある人に、まちのチャンスがちゃんと届く形をつくる。 それが、このメディアの役割です。
まちにすでにある“種”から、自分にハマるものをえらぶ。 気になったら、茅野駅前の起業支援拠点 KiiTOS が計画づくりから実行まで伴走します。